ここ「つきのいえ」の自慢はなんといっても五右衛門風呂でしょう。
ロッジでは、給湯には太陽熱温水器を用いるところが多いようです。晴天のときは良いのですが、曇りや雨の日にはお湯が使えません。
また日本人としては、長く歩いたあとにシャワーだけ、というよりも、ゆっくり湯船につかることができたら、どんなにかありがたいことでしょう。
「つきのいえ」では夕方頃から薪を焚いて、五右衛門風呂をわかしてくれます。一眠りして暗くなってくると、「お風呂がわきました」と声をかけてもらいました。
日が陰り、外はかなり冷え込んできました。寒さに震えながら風呂場へ行くと、脱衣所も凍える寒さ。歯をガチガチ言わせながら裸になり、「しんぼうたまらん!」と思って風呂の湯加減を見ると、「アチ〜!」
どうやら45℃くらいありそうです。これではとても入れません。しかし寒い。やむなく水でうめるのですがなかなか温度が下がりません。寒くて我慢できず、思い切って湯船に足を突っ込みますがやっぱり「アチ〜!」
何度これを繰り返したでしょうか。あとになって、風呂場の床に湯をまいて、風呂場の温度を上げれば良かったんだと気づきましたが、後の祭り。
なんとか我慢できる温度まで下げて、まるで「ゆで蛸」の気分を味わいながら五右衛門風呂につかりました。しかし、どうやらまだ釜の下に火が残っているみたいで、入っているそばから下から熱い湯がわき上がってきます。
翌日「風呂の温度は42℃にしてね!」とお願いしたのはいうまでもありません。
今となっては楽しい思い出です。
2005年02月25日
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